C06507 玉川堂 菓子器 ほか 色々お得セット☆：真作
シルバー製アンティークメダイです。\r\r\r大きさ：直径約33㎜(カン部含めて約38㎜)、厚さ約2.5㎜\r\r重さ：約13g\r\r材質：ARGENT(銀／シルバー）　側面に刻字\r\r作者：VACHETTE(ヴァシェット) 　裏面に刻字\r\r制作年月日：1862年4月26日 　側面に刻字\r\rその他の刻印：L.FOURNET DE VAUX 　側面に刻字\r\r\r【L. Fournet de Vaux とは？(推論・仮説の域を出ませんが…)】\r\r 1862年にこのメダイを手にした L. Fournet de Vaux という人物についてです。\r\rこの名前、1886年刊行の ”Dictionnaire de la Noblesse Contemporaine”（『現代貴族の辞典』）の中にそれと思しき名前が見られます。\r\rブシャール家(BRUCHARD)の項目の中に、1870年に国家機動隊長になりレジオンドヌール勲章を得た次男の Jacques Émile de B.がLia Fournet de Vaux と結婚したという記述があります。\r\r同様に、Lia Fournet de Vaux 自身の家系記録も残っており、彼女は1843年1月7日生まれ、フランスのリムーザン州オートヴィエンヌ県で生まれ、1873年、30歳のときにJacques Antoine dit Émile de Bruchardと結婚したとあります。\r\rL. Fournet de Vauxが彼女だとすると、結婚前の19歳の頃作ったものです。\r\r洗礼名は Madeline Rose とあります。Madeline はマグダラのマリア、Roseは聖母マリアの象徴。\r\r刻名されているL.FOURNET DE VAUXが、フランス貴族の系譜資料の各所で記載が見られる Lia Fournet de Vaux と同一人物だとまでは断定はできません。\r\rが、時代的合致やその時代の縁戚者に L. Fournet de Vaux の頭文字Lと一致する人物が今のところ見当たらないことがまた興味を駆り立てます。\r\r管見ながら Lia Fournetの所有物ではないかと推察しているので、興味がある方は歴史資料的にご覧ください。